【本日開催】実験経済学の現在とこれから(明治学院大学教授・犬飼佳吾)
【本日21時〜】無料体験ライブ授業ご案内
実験経済学の現在とこれから(犬飼佳吾)
第1回:4月10日(木) 21時00分〜22時00分
講師コメント
2000年代初頭以降、経済学における実験的アプローチは急速に発展し、今日では実験を用いた実証研究が経済学において確固たる地位を築いている。本講義では、実験経済学の黎明期から現在に至るまでの主要な研究動向を概観し、実験手法が経済学の理論および実証研究に対していかなる貢献を果たしてきたのかを検討する。また、心理学、神経科学、計算機科学など他分野との学際的な接点や、経済学からこれらの分野へのフィードバックについても紹介する。実験経済学の発展過程を振り返りつつ、今後の展望についても論じる。
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政治経済学への招待(大阪大学准教授・北村周平)
講師コメント
経済学は人々の意思決定を読み解く学問であるが、近年では政治との関わりにも注目が集まっている。なかでも政治経済学は、政治を経済学の視点から理解した上で、選挙などの制度が政策をどう形づくり、経済にどのような影響を与えるのかを分析する分野である。たとえば、最適な税率を導く理論があっても、現実には選挙に有利な政策が選ばれることもある。本講義では、政治と経済の接点に目を向けながら、近年注目を集めるこの分野の基礎と応用を学ぶ。
過去授業の単品販売のお知らせ
単品で購入できる過去授業アーカイブをご紹介します。
今回ご紹介するのは、「データで変わる人事、企業組織と働き方(株式会社シンギュレイト・鹿内学)」です。
戦略的に人材管理を行うためには、組織の中でデータを集めて、集計・分析するだけでなく、実際にアクションを起こすことが重要です。本講義では、「ピープルアナリティクス」を用いた、従業員の信頼が醸成される組織づくりを学びます。
◆講師紹介
鹿内 学(しかうち まなぶ)
株式会社シンギュレイト代表取締役。
学位:博士(理学)。専門分野は、データ分析、ピープルアナリティクス、認知科学。
サイエンス(学術)とビジネス(実務)を往還する視点で、イノベーティブな組織・働き方・人材・コミュニケーションのあり方を提案する。
◆レベル
初級~中級
◆キーワード
人事・組織論・コミュニケーション・社会科学
◆分野
データ分析・心理学
◆この講義で目指すこと
・ピープルアナリティクスを用いた人事関連のデータ分析の理解
・コミュニケーションに関係する心理学や社会科学の知見の把握
・AI時代のデータ活用技術の涵養
◆お薦め
・人事担当者の方
・社内コミュニケーションを向上させたい方
・科学的なデータ分析の技術を磨きたい方
各回の概説
第1回「人事データ分析 〜 ピープルアナリティクス」
初回講義では、人事業務、人事データ、データ分析技術の概要にふれながら、ピープルアナリティクスの基本を紹介し、その後、課題や意義について議論します。また、世界中で話題になっているAIシステム(ChatGPTなど)について考え、Foundation model(基盤モデル)のコンセプトを土台に、AIと人間の新しい協働について展望します。
第2回「人事と人事データ」
この講義では、企業組織における人事業務やを解説し、活用すべき人事データとピープルアナリティクスの概要を紹介します。人事でのデータとその分析内容も紹介しながら、どのように組織の変革を行なっていくかについて学びます。具体的には、1on1(2人でおこなう対談形式のミーティング)や会議の音声データ、ビジネスチャットの会話データなどのデータ活用事例を紹介します。
第3回「ピープルアナリティクスで利用するデータ分析技術」
人事担当やベンダーなど、ピープルアナリティクスに関わる実務者の背景は様々です。工学や情報学、心理学、経済学など異なる分野を学んだ方々が、それぞれの方法論でデータ分析をしています。この講義では、記述統計学、推計統計学、機械学習といった方法論を概観した上で、ピープルアナリティクスの目的と方法論を改めて整理し、データや分析結果の見方を養います。さらに、因果関係の理解(因果推論)と対比しながら、ピープルアナリティクスの役割を考えていきます。
第4回「イノベーションを目指したピープルアナリティクス」
最終回は、「信頼」や「ソーシャルキャピタル」のキーワードをもとに、新しい組織や働き方、ピープルアナリティクス、そして、マネジメントAIについて展望します。多くの産業が情報化していく中で、情報や知識の創出、その流通と意思決定がイノベーションの鍵となります。そのためにも企業人がアップデートして学ぶべき、個人の科学(心理学など)や組織の科学(社会科学など)の知見を解説します。
ビジネス特化の年間カリキュラム
年間を通して、ビジネスに使える知識を体系的に学べるようにカリキュラムを組んでいます。幅広い分野に触れることで、課題解決力や経済学的な論理思考を効率よく身に着けることができます。
大学講義のようなアカデミア中心の視点ではなく、ビジネス課題に即した視点のカリキュラムとなっているのが大きな特徴です。
そのため、みなさん自身のビジネスに、すぐに使えるイメージを持ちながら学習できます。
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